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来源:百度文库 编辑:中财网 时间:2024/04/29 04:37:30

水稲の栽培マニュアル|Up||Top|

5 主要品種別栽培のポイント


5- 1 コシヒカリ

5-1-1.安定的収量の目安(収量構成要素)

収量構成要素早期早植備考目標収量(kg/10a)520495(目標への対策)目標最高茎数(本/m2)550530適切な水管理による倒伏防止対策,穂いもち対策穂数(本/m2)400380平均一穂籾数(粒)7578登熟歩合(%)8080玄米千粒重(g)21.521.0

5-1-2.栽培の適地と作期


 陽当たりよく、壌土~埴壌土の排水の良い水田。埴壌土~埴土の半湿田では施肥や中干しなどの管理を徹底する。
 作期は平坦地の極早期栽培、上場地域の早期栽培、中山間地の早植栽培がある。

5-1-3.育苗管理上の留意

1) 休眠が深く発芽難のため、浸種と催芽を十分に行う。浸種は水温の積算温度80~100℃とし、途中で水を取り替え、酸欠にならないようにする。

2) 厚播きは細茎化しやすいので、薄播き均播で健苗育成する。
  播種量は1箱当り浸種催芽籾で稚苗では 200g以下、中苗では 140g以下とする。

3) 低温期の育苗であることから適切な被覆管理をし、軟弱徒長苗にしないようにする。
  緑化期以降の温度管理は昼夜の温度格差を15℃以下に保てるように管理し、植付け前7~10日間は自然条件に馴らし、移植後の生育停滞の防止に努める。

5-1-4.本田管理のポイント

1) 移植及び除草剤関係
(1)移植は 2.5L苗以上を確保し、葉色をみて弁当肥(N 0.5~1.0g/箱)を施用する。
(2)植付けはm2当り22~25株、1株3~5本植えとし、穂数の確保に努める。
(3)除草剤は葉鞘褐変等による初期生育抑制のないものを選定し、使用に当たっては、防除基準に準ずる。

2) 施肥関係
(1)コシヒカリは肥料に対して非常に敏感に反応するので施肥時期?施肥量によって節間及び葉身が過大に伸長し倒伏の要因となり易い。
(2)施肥は元肥?表層追肥?穂肥(2回分施)を中心として施用する。
(3)最高分けつ期以降には窒素施用を中断して倒伏を防止する。
(4)施肥の目安として、穂肥Ⅰは下位節間の伸長後出穂前15~18日、幼穂長1.0~1.5cm、穂肥Ⅱは出穂前 10~7日とする。(穂肥診断基準)

表Ⅴ-1-1 コシヒカリの栄養診断診断時期稲の状態葉色(単葉)ヨード染色率(%)茎葉のN濃度(%)幼穂形成始期~穂肥直前 (6月末~7月10日)生育不良2.570 以上1.3未満標準3.050~701.3 ~ 1.4生育過剰3.530 ~ 401.5 ~ 1.6表Ⅴ-1-2 コシヒカリの穂肥前の期待生育量診断時期出穂前日数診断項目適正値(倒伏2以下)限界値(倒伏3)幼穂形成期25日草丈67~75 cm80 cm草丈×葉色(群落)200250穂肥直前22~18第3葉身長40 cm 未満42 cm

3) 水管理関係
(1)活着後は浅水管理により昇温対策、中耕等の管理により初期生育の促進を図る。
(2)有効分けつ確保後速やかに作溝を実施し、中干しは土壌条件及び生育状態を考慮して行い、過度の中干しは避ける。(その他水管理は「基本技術-水管理」の「幼穂形成期までの水管理」「幼穂形成期後の水管理」を参照。)

4) 病害虫防除関係
(1)いもち病、紋枯病に弱いため防除を徹底する。
(2)カメムシ類には注意し、発生が予想される地帯では密度調査等による予察を行い防除する。(防除薬剤、方法については県防除基準に準ずる。)

5) 刈り取り関係
(1)高温登熟であることから茎葉や穂の黄化程度の判断だけでは刈り取り適期を逸し遅刈りになることが多い。
(2)早期栽培における登熟積算温度は850~900℃程度で、登熟日数は気象条件によってやや長短がある。(「基本技術-刈取り適期-積算温度」参照)
(3)成熟期は、穂の熟れ具合を代表する株の穂を直接手にして、青籾の割合が10%程度を目安とする。(「基本技術-刈取り適期-穂の形質」参照)

6) 脱穀?調整関係
(1)生脱穀は脱ぷがでないように注意し、品質低下を防ぐ。(その他の管理は「基本技術-乾燥方法」の「乾燥作業」「過乾燥防止」「調整作業」を参照。)

7) 早期栽培における生育ステージ

図5-1-1 コシヒカリ早期栽培における生育ステージ(模式図)