欢乐狼人杀:佐渡における水稲新品種「ゆきん子舞」の高品質?安定栽培のための施肥法
来源:百度文库 编辑:中财网 时间:2024/05/10 19:32:19
普及技術 平成18年度
佐渡における水稲新品種「ゆきん子舞」の高品質?安定栽培のための施肥法
[要約]
基肥を窒素成分で10a当たり4kg、穂肥を1kgずつ出穂23日前と14日前に施用することにより、整粒歩合85%以上、玄米タンパク質含有率6.6%以下となる。また、1穂籾数が多いと千粒重が低下しやすいため、1穂籾数は70粒を目安とする。
[背景?ねらい]
水稲早生品種「ゆきん子舞」が育成されたため、佐渡における適正な施肥法を明らかにし、本品種の品質向上に資する。
[成果の内容?特徴]
- 高品質米の条件として、整粒歩合(機器測定)85%以上、玄米タンパク質含有率(水分15%)6.6%以下を目標とする。
- 上記の目標を達成するための施肥法は、基肥を窒素成分で10a当たり4kg(図1)、穂肥を1kgずつ(図2)出穂23日前と14日前の施用である。この施肥法によりm2当たり籾数が30000粒以内に抑えられ、玄米タンパク質含有率は6.6%以下となる(図3)。
- 1穂籾数が多いと千粒重が低下するため(図4)、70粒を目安とし、穂数は425本/m2を確保する必要がある(図5)。
- 出穂期の葉色(SPAD値)が濃いほど玄米タンパク質含有率が高まるため(図6)、適正な出穂期の葉色は32とする。
- 高品質米を生産するための収量及び生育の目安は次のとおりである。
[成果の活用面?留意点]
- 大豆跡栽培は「ゆきんこ舞」栽培の手引き(平成18年2月)に準ずるが、穂肥は2kg/10aを上限とする。
[具体的データ]
[その他]
研究課題名:佐渡産米の高品質および環境保全型水稲栽培技術の確立
予算区分:県単経常
研究期間:平成15~17年度
発表論文等:なし